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JPYCさんに、記事にしていただきました。以下をリンクです。
https://note.com/jpyc_okabe/n/nc15f3a0003d9
1. イベントを開催しました
1月29日、FINOLABにて「JPYC × xWIN 200回記念イベント」が開催されました。テーマは「ビットコインとステーブルコインを語る」。金融・ブロックチェーン分野のトッププレイヤーが集い、ステーブルコインの未来について議論しました。
特別ゲストには、イノベーション研究の第一人者である米倉誠一郎先生が招かれました。
2. イベントの流れ
xWIN代表・荒澤文寛氏のプレゼン
xWINは、日本・マレーシア・シンガポールを拠点に、ブロックチェーン技術を活用した次世代型金融サービスを提供する企業です。荒澤氏は、金融業界の既存の壁を取り払い、分散型金融(DeFi)の可能性を最大限に活用することをミッションに掲げています。
xWIN Financeの開発を通じ、ステーブルコインやビットコインを活用した新しい資産運用の形を模索しており、従来の金融機関を介さずに資産管理・運用が可能なエコシステムの構築に注力しています。
JPYC代表・岡部のプレゼン
JPYCは、日本円に連動したステーブルコイン「JPYC」を発行・運営しています。1円=1JPYCとして価値を維持し、ブロックチェーン技術を活用したデジタル決済の普及を目指しています。
JPYCは、三菱UFJ信託や国内金融機関と提携し、100%裏付け資産を確保することで、安定した価値を持つデジタル通貨として運用できる仕組みを構築しています。取引手数料ゼロで自由な送金が可能なJPYCを活用し、個人や企業の資産管理を効率化することにも注力しています。
米倉誠一郎先生とのディスカッション
「暗号資産は金融革命を起こすのか?」というテーマで、米倉誠一郎先生とのディスカッションが行われました。
ディスカッションでは、暗号資産と伝統的金融の関係、分散型金融(DeFi)の影響、日本における規制と技術革新のバランスについて議論しました。
3. ディスカッションのポイント
暗号資産の意義と金融システムの変革: 暗号資産は、お金そのものの概念を再構築する試みである。
DeFiの発展とJPYCの役割: JPYCのような日本円ステーブルコインは、DeFiを支える基盤として不可欠である。
規制とイノベーションのバランス: 適切な規制の枠組みを作りつつ、イノベーションの余地を残すことが重要である。
暗号資産は金融革命を起こすのか?: 暗号資産やDeFiは、金融の在り方そのものを変える技術である。
4. まとめ
200回記念イベントでは、暗号資産と金融の未来について議論が交わされました。DeFiの発展、ステーブルコインの役割、規制の影響が主要なテーマとなりました。
金融の未来を見据えた議論
通貨の概念が変わりつつある:中央銀行が発行する通貨だけでなく、分散型の通貨システムが求められている
DeFiが既存の金融インフラを変える可能性:仲介なしの金融取引が主流になるかもしれない
規制とイノベーションのバランスが鍵を握る:適切なルール作りが、日本の金融イノベーションの成長を左右する