ビットコイン市場の今 – お金の流れが減って停滞中?
- Fumi
- 3月19日
- 読了時間: 3分

最近のビットコイン市場は、2月の97,000ドルから現在82,000ドルまで下がり、動きが鈍くなっています。お金の流れが少なくなり、売買が減っていることが原因のひとつです。
この状況、何が起きているのでしょうか?わかりやすく解説します!
① どうしてビットコイン市場が停滞してるの?
1. 新しいお金が入ってこない
ビットコインを買う人が減っている。
取引所に送られるビットコインの量も50%以上減少し、市場全体が静かになっている。通常、ビットコインを売るときは、取引所にビットコインを送ってから売却します。でも今は、取引所に送られるビットコインの量が 1日58,600BTC → 26,900BTC(50%以上減少) しています。その結果、市場全体が静かになり、横ばいの相場が続きやすくなる。
2. 大きな投資家のお金の動きが減った
以前は、投資家が「うまく儲けるための取引」を活発に行っていたが、今はその動きが減っている。例えば、以前は、「価格が上がる!」と考えた投資家が、レバレッジ(お金を借りて大きく賭ける)を使って、ビットコインを買っていた。最近の価格下落で、この手法を使う人が減った。
ビットコインのETF(上場投資信託)からもお金が抜けている!投資家は、「ETFを買って、先物で売る」 という方法を使って、リスクを抑えながら確実に利益を出していました。これは、「キャッシュ&キャリートレード」と呼ばれる手法です。簡単に言うと、同じビットコインを「安く買って、高く売る」ことで利益を出す方法 です。
📌 2024年に米国でビットコインETFが始まり、たくさんの投資家がこの方法で儲けていました。
その結果、市場の活気が落ちてしまった。
3. みんな「下がるかも?」と警戒している
投資家は「まだ下がるかも?」と不安になり、リスクを避ける動きが増えている。
価格が下がったときに備えるための保険(プットオプション)を買う人が増えており、市場は慎重なムード。
② 短期投資家 vs. 長期投資家 – どう動いてる?
📉 短期投資家(すぐに売買する人)
価格が下がって損を抱えた人が増え、売る人が続出!
30日間で70億ドルの損失が発生。
でも、過去の大暴落ほどのパニック売りではない。
💰 長期投資家(ずっと持っている人)
ほとんど売っていない!
一時的に売った人もいたが、多くの人はまだ持ち続ける姿勢。
「もう十分売ったから、これ以上は売らない」という人が増えている。
③ これからのビットコイン市場はどうなる?
✅ 短期的には動きが少ないかも→ 新しく買う人が少ないので、急に上がることはなさそう。
✅ 長期投資家が持ち続けているので、大暴落の可能性は低い→ 売る人が減っているので、価格が落ちにくい。
✅ 市場は慎重ムードが続く→ みんな様子を見ながら投資をしている。
まとめ
今のビットコイン市場は、お金の流れが減り、売買が少なくなっている状態。短期投資家は「損をする前に売ろう」と動いているが、長期投資家は冷静に持ち続けている。
このまま価格が落ち着くのか、それとも新しく買う人が増えて上昇するのか?市場の動きを注目していきましょう! 🚀